小声な先生の説明にあたふたしつつも、今の娘の歯の現状と今後をなんとか把握。
とにかくうちの子の場合は歯の性が悪く虫歯になりやすいということ。
一般的な家庭でしているケアでは、虫歯の進行を止めるのは難しいかもしれないとのこと。
そして今の月齢では3ヶ月に一度のフッ素を塗って、治療の出来る月齢まで耐えるしかないとのことでした。
確かに歯を診てもらっているだけで不安そうな顔をしている娘、なぜかもう『何か知らんけど怖いところ』というのを雰囲気で嗅ぎ取っているような…。
フッ素はちょっと酸っぱいりんご味らしく、美味しそうにいただいていますが、いざ治療となったときに耐えられるのか?と疑問が浮かびます。
ちなみに削ったり詰めたりする治療は3歳から。
レントゲンが撮れるのは確か6歳から。
娘の虫歯は神経まで届きそうなものもあり、そのうち痛みが出るかもしれないとも言われました。
歯の痛み、私も散々泣いてきたのに。
ああ…
と、自己嫌悪の日々です。
今より悪くなるようなこともないと思う。
ちゃんと通ってくれればいいから、大丈夫大丈夫。
淡々と説明する早口で小声な先生だけど、なんと頼りになることか。
もう先生の言う通りするし、ついでに私の歯もお願いすることにしましたわ。
治療後はくじ引きもして、ほくほく帰宅する娘。
暫くは3ヶ月に一度のフッ素と、私の歯の治療のために通い続けました。
心配されていた虫歯の痛みが出ることもなく、そして虫歯がひどく進行することもなかったと思います。